『革命のうたごえ』

 




60分カセットテープ2巻・歌詞集付

発行 1974年12月20日

編者 西尾治郎平・矢沢保

発行所 株式会社一声社

定価 4000円

限定 500部


『日本の革命歌』のあとがきに「私達に残された仕事は、この調査の過程で、自作の歌を歌って下さった方々の声をまとめる仕事がある。これはこの本にもおとらず貴重な記録であろうと考えるので、私達だけが死蔵するにはしのびない。レコード化を考えたがレコード界の状況が悪いので、カセットにして、この本の読者の中で希望される研究家だけに実費でお頒けしたいと考えている。いわゆる商業ペース(ママ)ではないので、どうか、御希望の方は申込んで頂きたい。」とあります。

予約案内チラシには「石田宥全〈農民歌〉」「日本海員組合〈日本海員組合歌〉」が収録予定とされていましたが、実際にはこれらは省かれました。

また、増補改訂版が存在します。


どれも築地三期会による歌が7曲収録されています。

築比地仲助の対談が収録されている版(私の所有のものではNo.116とNo.328)がある一方で、そちらが割愛された版(こちらも所有していますが、No.は不明)もあるということです。500部限定のもので、なぜこのようなことになったのかは分かりません。

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