労働パンフレットNO2『労働歌集』 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 9月 02, 2022 昭和3年10月5日発行発行所 日本労働総同盟関東労働同盟会出版部定価 10銭日本労働総同盟関東労働同盟会が出したパンフレットシリーズのひとつ。最終貢の広告によると、他に『労働組合の話』『消費組合の話』などがあったようです。「労働少年少女軍歌(野田盟休児童のために)」というのは、『日本の革命歌』の補遺に載っている「少年少女の歌」のこと。『日本の革命歌』では作者不詳となっていますが、こちらでは齊藤勇作となっています。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
『戦斗的無神論者』 2月 17, 2025 『戦斗的無神論者』1931年10・11月号 発行 1931年11月6日 発行所 日本戦闘的無神論者同盟 価格 10銭 1930年代初頭に、プロレタリア文化連盟の一員として活動していた団体の、極めて珍しい雑誌です。 こちらに歌が2つ掲載されており、『日本の革命歌』にも収録されていないので紹介をします。 「女工の歌」と「農民の歌」であり、『日本の革命歌』の女工・農民運動それぞれの貢を見ても、類似したものもありません。 この文章を寄せた徳永鐵なる人物がどこの誰なのか、ハッキリしたことが分からず、唯一の手掛かりになりそうな「丸東工場」についても不明です。 当時の革命歌・労働歌などは、書かれたものとしては残っていますが、実際に当時の人たちの口から歌われていたのか、やや疑問に思われるものもありますが、このような、作り歌い広めた具体的な方法が残っているのは貴重です。 なお、極めて珍しい雑誌ですが、手元に1932年5月号と、前身の反宗教闘争同盟準備会による『反宗教斗争』創刊号(1931年6月15日発行)があり、また、国立国会図書館にも『戦斗的無神論者』1931年12月号があり、中を確認しましたが、歌についての記述はありませんでした。 続きを読む
『禁止せられたる社会主義宣伝歌(大正十二年以降)』 3月 03, 2025 どこの誰がいつ作ったものか(もちろん戦前の権力側には違いありませんが)、手掛かりがなにもない、表紙・裏表紙含めて30ページの冊子です。 薄い紙をホッチキスひとつで留めただけの、簡易な作りとなっています。 『禁止せられたる社会主義宣伝歌』というタイトルは、以前に紹介した 『自大正七年至昭和三年』 と同じですが、こちらは大正12年以降のものに限られています。 曲目は以下の通りです。 (下線) は歌い出し部分です。 ・革命歌 (嗚呼革命は近づけり) ・鐘ヶ淵紡績女工の歌 (あれ見よゝたらりゝ) ・農村革命の歌 (無智と笑はれさげすまれ) ・革命歌 (赤旗一度破れば) ・労働歌 (白虹天を貫ぬきて) ・労働歌 (ドンランアクナキ資本家ノ) ・ブチコロセ (いざやっ付けろ喰ひ付け) ・赤旗の歌 (民衆の旗赤旗は) ・革命安来節 (春が来やうが 冬寒むからうが) ・水平歌 (あゝ解放の旗高く) ・悲しみの深き日よ (東雲のあけぬまに) ・ヤツ付ケロ節 (弱者ノ血肉ヲ吸ヒ取リテ) ・分からない歌 (あゝ分らない分らない) ・ロードウ運動(モモタロー歌) (モモカラウマレタモゝタロー) ・もしゝかめよの歌 (もしゝかめよかめこうよ) ・ラッパ節 (貴婦人の頭に光るは) ・復讐の歌 (亀戸の森の夜は更けて) ・宣傳歌 (小作百姓の戦術を) ・労農党宣伝歌 (一致団結赤旗立て) ・労農ロシア (都の真中千代田の森に) ・告別の歌 (噫々我が愛する同胞よ) ・朝鮮革命歌(邦訳) (吾等は何時まで屈するや) ・黒殺の歌 (復讐の剣胸に秘め) ・宣傳歌(ワシントンの譜) (黒旗高く打ち振って) ・弾圧の斧(赤旗ノ節) (弾圧の斧ひらめきて) ・東京青年同盟の歌 (同志よ固く結べ) ・復讐の唄 (二八の日恨みの日) ・「テロリスト」の唄 (我等は宥さす無産者の) 『禁止せられたる社会主義宣伝歌(自大正七年至昭和三年)』と被っているものが多くあり、「朝鮮革命歌」や「黒殺の歌」など、この2冊でしか確認出来ない歌が多数あります。 そして、この『大正十二年以降』版にのみ載っているものがあり、『日本の革命歌』にも未掲載であり、新発見と思われるので紹介しておきます。 「ヤツ付ケロ節」(大正十二年五月十二日禁止) 弱者ノ血肉ヲ吸ヒ取リテ ソシテ贅沢サラス奴 彼奴此奴ノ容赦ナク 片ツ端カラヤツ付ケ... 続きを読む
『プロレタリア音楽と詩』第一巻第六冊 1月 10, 2026 『プロレタリア音楽と詩』 第一巻第六冊 昭和5年8月25日納本 昭和5年9月1日発行 発行所 紅玉堂書店 25銭 以前に取り上げた 『プロレタリア音楽と詩』 の6巻目にあたる、1930年9月号です。 その際に第一年第五号(1930年8月号)で終刊したと書きましたが、翌号を入手したので紹介します。 なお、他の号は「第一年第◯号」と「年」や「号」で表記されているものもありますが、今号は「第一巻第六冊」と「巻」「冊」が使われています。 1982年出版の『プロレタリア詩雑誌総覧』では「第一年第五冊まで確認」、2012年出版の『コレクション・都市モダニズム詩誌 第20巻 音楽と詩』では「1930年8月に終刊、全五冊」とされていましたが、第一巻第六冊(九月号)も出版されて現存しているという情報も聞いたことがありました。この度、その現物を確認することが出来ました。 『コレクション・都市モダニズム詩誌 第20巻 音楽と詩』によって、第一年第一冊から第一年第五号の主要な部分は復刻されていますが、そもそものデータが少ない雑誌で、それぞれが発禁になっていたかどうかも分からず、今号が幻になっていた理由も、発禁によるものなのかどうかなどは不明です。 他の号と同じく、音楽雑誌なので楽譜が多く掲載されているのが特徴です。 どれも『日本の革命歌』に掲載されていないものばかりです。 ちなみに『日本の革命歌』の著者が入手出来たのは第一年第四冊(七月号)と第一年第五号(八月号)のみと思われます。 なお同書で「女工哀歌」や「愛媛県製糸女工の歌」などの引用元が『プロレタリア音楽と詩 一巻七号』と記載されているのは、明らかに第一年第四冊(七月号)の誤りです。『日本の革命歌』にはこういう細かい間違いが多く見られ、注意をする必要があります。 「九十九人」 詩 ローズ・イー・スミス 曲 赤松泰 訳 白須孝輔 ローズ・イー・スミスが誰なのかについては書かれていません。検索をするとイギリス共産党の初期メンバーに Rose Smith (1891〜1985)という人物がいたようで、年代的には合いますがその人かどうかは不明です。この人物の存在は知りませんでしたが、Wikipediaを読むとかなり凄い人生だったようで面白いです。 「プロレタリアの歌」 詩・曲 長澤生 「石材採掘工の唄」 詩... 続きを読む
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